年下男子にご用心!?
リビングに通されて時計を見ると、11時を過ぎていた。

すぐにお茶を出してくれて、それから、ただボーッとソファーに座っていたら私を覗き込んできた大雅。


「千佳ちゃん」

「ん?え?」

「俺のだけど、これでも着て?今日はゆっくり休んで?」


そう言いながら、私の太ももに置いたスウェット。

いつの間に用意してくれてたんだろうか・・・。


「ありがとう、大雅・・・」


小さく微笑んでお礼を言うと、優しい微笑みを返してくる。


「全然?千佳ちゃんは、俺のベッド使ってね。俺は兄貴の使うから」

「え、いいよ。私はここで寝るから・・・悪いもの」

「いいから」


また優しい微笑みを向けてくる大雅に、私自身もどうしたのか分からない・・・。


「じゃ、大雅・・・一緒に寝る?」

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