年下男子にご用心!?
気付いたら、自然と大雅の所に来ていた。


そうか・・・そうだったんだ・・・。
私は、大雅に甘えたかったんだ・・・。


「大雅・・・ありがと・・・」


それが分かったら急に睡魔が襲ってきた。


「また言ってる。俺を、看病してくれたから、これでアイコだよ」

「・・・アイコ?」


ウトウトしながら聞き返すと、私に向き直してた大雅が微笑みながら頷く。


「それに千佳ちゃんなら、ずっとここに居てくれても構わないよ?」

「・・・・本当?」

「あ、でもここ兄貴の名前だ」


そう苦笑する大雅にウトウトしながらも笑ってしまった。


「・・・大雅ー、ごめん・・・今日はやっぱり、疲れたみたい」

「うん・・・千佳ちゃん、寝なよ」

「うん・・・」


今日は本当に疲れた・・・。


「千佳ちゃん、おやすみ・・・」


優しく頭を撫でてくれる大雅を見ながら、目を閉じた。


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