年下男子にご用心!?
「千佳ちゃん、よく寝れた?」

「うん。随分寝てた気がするけど、大雅もぐっすりだったね」

「あ、そうだった?」

「そう!」


笑って言うと大雅が苦笑する。


「アラームセットしたんだけど・・・」


大雅がそう言いながら携帯に手を伸ばす中、窓を見てみる。

カーテンで遮られているけれど、隙間から漏れる光はまだ起きる時間には早そうな気がする。


「千佳ちゃん、今日・・・仕事だよね?」

「うん、そうだけど・・・」


携帯を見ながら、改めて確認するように聞いてきた大雅に、疑問を感じながら返事をする。


「もうすぐ9時だよっ!俺ら、アラームに気付かなかったみたい!」

「え、本当っ!?!?!?!?」


ベッドから勢いよく飛び起きた。


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