年下男子にご用心！？

「そんなの全く考えてないわ！まだ、まもないし！」

「そうなのかよ。でも、親父もおふくろも喜んでお前にやると思うぞ？」

「ちょっと～やるって変でしょ！」

「そうか？でも千佳、いくらお前でも大雅を泣かせたら、許さねぇぞ」


･･･声が真剣だ。

何だかんだ言っても、やっぱり大輝は弟思いだ。

それも、離れてた分だけ思いは強い。


「おい！聞いてんのかバカ千佳！」

「聞いてたわ！分かってるから」

「ならいい。じゃ、また頼むわ、式の日取りが決まったら教えてくれ」

「ちょっ、だからっ！」


･･･････切れた。

途中で切りやがった。


クソー、大輝め･･･。