年下男子にご用心!?
「千佳ちゃん、そんな顔しないでよ」

「ど、どんな顔だってゆうの・・・?」


聞くと大雅は、軽く首を傾げながら微笑んだ。


「またしてほしそうな顔してる・・・」

「えっ、んっ・・!」


子猫なんかじゃない・・・・。

トラだ。


やっぱりトラだ!


私の頬に手を当てながら、深く口付けてくる大雅に思う。


「・・・千佳ちゃん・・・」

「ん?」

「好きすぎなんだけど・・・」

「わ、私も・・んっ・・」


大雅の言葉にトキめいて、表情にもトキめいて・・・

好きになる途中だと思ってたけど、どうやら私は大雅にすっかりハマっていた様だ。


「・・・千佳ちゃん、かわいい」

「た、んっ!」


・・・・一体、いつになったら止めるんだろ・・・。


誰かこのトラを止めて下さいっ!!!!


★おわり★
次はオマケです


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