年下男子にご用心!?
オマケのタイガ
「千佳ちゃん!今度っ」
「えっ?」
Who are you!?!?!?
誰だこの人!!!!
千佳ちゃん?千佳ちゃんは?
アメリカでも観光地として有名で、俺自身初めて来た千佳ちゃんとのデート。
人がどんどん行き交う中辺りを見渡しても、さっきまで隣に居た千佳ちゃんが居ない。
「千佳ちゃんっ!ち、千佳ちゃんっ!」
俺・・・迷子。
「ち・・・グスッ・・・」
千佳ちゃんとはぐれた・・・。
フラフラ店先から離れてその場に座る。
千佳ちゃん・・・どこ行ったんだよ・・・。
今日初めて来た場所。
うずくまってても感じる、たくさんの視線。
「み・・・見るなっ・・・」
この大きな不安は、慣れるまで大変だったアメリカ時代を思い出す・・・。
「ち、千佳じゃん・・・」
早く・・・早く、俺を見つけてよ。
「大雅っ!?」
ち、千佳ちゃん!
聞き慣れた声に反応して顔を上げると、千佳ちゃんが小走りで駆け寄ってきた。
「大雅っ!」
「ち、千佳じゃゃあぁぁん!!!!!!」
千佳ちゃんを抱き止めて強く抱きしめる。
「良かったぁ~ごめんね、大雅」
「・・・お、置いてかないでよっ・・・」
「うん、ごめんね・・・」
そう言って優しく俺の背中を撫でる千佳ちゃん。
普通ならこれが逆なんだろうけど、俺と千佳ちゃんはいつもこうだ。
そして・・・
「またはぐれたら大変だからね?」
ティッシュを受け取っても引っ込めない手を握る。
「千佳ちゃん・・・離さないでね」
「離さないわよ」
ニコッと笑って俺の手を引く千佳ちゃん。
その笑顔は昔から変わらない眩しい笑顔。
千佳ちゃんより大きくなって彼氏にもなって・・・変わった事もあるけれど、こればっかりは情けないけど変わらない気がする。
「ふふっ、やっぱり大雅は子猫だねっ」
「な・・・なにそれ」
「ん?ナイショ」
ここで、ニャア~って鳴くべき?
ダレかー!教えてくださーい!
終
「えっ?」
Who are you!?!?!?
誰だこの人!!!!
千佳ちゃん?千佳ちゃんは?
アメリカでも観光地として有名で、俺自身初めて来た千佳ちゃんとのデート。
人がどんどん行き交う中辺りを見渡しても、さっきまで隣に居た千佳ちゃんが居ない。
「千佳ちゃんっ!ち、千佳ちゃんっ!」
俺・・・迷子。
「ち・・・グスッ・・・」
千佳ちゃんとはぐれた・・・。
フラフラ店先から離れてその場に座る。
千佳ちゃん・・・どこ行ったんだよ・・・。
今日初めて来た場所。
うずくまってても感じる、たくさんの視線。
「み・・・見るなっ・・・」
この大きな不安は、慣れるまで大変だったアメリカ時代を思い出す・・・。
「ち、千佳じゃん・・・」
早く・・・早く、俺を見つけてよ。
「大雅っ!?」
ち、千佳ちゃん!
聞き慣れた声に反応して顔を上げると、千佳ちゃんが小走りで駆け寄ってきた。
「大雅っ!」
「ち、千佳じゃゃあぁぁん!!!!!!」
千佳ちゃんを抱き止めて強く抱きしめる。
「良かったぁ~ごめんね、大雅」
「・・・お、置いてかないでよっ・・・」
「うん、ごめんね・・・」
そう言って優しく俺の背中を撫でる千佳ちゃん。
普通ならこれが逆なんだろうけど、俺と千佳ちゃんはいつもこうだ。
そして・・・
「またはぐれたら大変だからね?」
ティッシュを受け取っても引っ込めない手を握る。
「千佳ちゃん・・・離さないでね」
「離さないわよ」
ニコッと笑って俺の手を引く千佳ちゃん。
その笑顔は昔から変わらない眩しい笑顔。
千佳ちゃんより大きくなって彼氏にもなって・・・変わった事もあるけれど、こればっかりは情けないけど変わらない気がする。
「ふふっ、やっぱり大雅は子猫だねっ」
「な・・・なにそれ」
「ん?ナイショ」
ここで、ニャア~って鳴くべき?
ダレかー!教えてくださーい!
終