年下男子にご用心!?
「楽しんでるよ!サトシくんは?」

「まぁ、それなりに。実は、こういうの少し苦手なんだよね」


え!ちょっと意外だよ。
マキちゃんやユリちゃんにも声をかけて、慣れてる感じに見えるのになぁ。

あ!もしかして・・・。


「サトシくんって、こーゆー場だと逆に、気疲れしちゃうとか?」

「そーなんだよ。何か、ほっとけなくてさー。だからー・・・マドカちゃん、少し息抜きしておいでよ」


サトシくん耳元で!!!!!!
ビックリしたよ~。
サトシくんに、気付かれちゃったか。

うんうんって、サトシくん頷いてくれてるし行こうかな。


「サトシくん、ありがとう。アタシ行ってくる」

「うん」


サトシくんって、いい人だなぁ。微笑みも凄く優しいよ。


「マキちゃん!ユリちゃん!アタシ、ちょっと出るね?」

「「いってらっしゃーい!」」


< 44 / 218 >

この作品をシェア

pagetop