年下男子にご用心!?
「海斗くんも仲間だからよ!」

「はっ仲間っ!?」


ユ、ユリちゃん・・・使ってたフォークを目の前に上げて、得意気だけど・・・

それでそれで?何で、仲間なの?


「アタシの弟がね、1年でムッキくんと同じ学校に居るの。それでまぁ、アタシが弟に話して弟が海斗くんに、って感じね。
本当、どーにか接触させたいと思って!昨日アタシたちが会ったメンバーは、皆、彼女持ちだから安心してね!」

「はあ・・・なるほど・・・海斗、スゲーしつこかったんすよ。それでか」


そーだったんだ・・・。
ってか、ユリちゃんの弟くんがムッキと同じ学校って知らなかったよ!


「ユリちゃん!弟くんが、ムッキと同じ学校だって教えてくれても良かったじゃん!」

「言ってたら、今回の事は成り立ってないと思うけど?」

「あ、そーだねー」

「・・・・バカ」


ム、ムッキ!
無邪気に微笑んでるけどさ、耳元で囁かないでぇっ!!!!!!


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