年下男子にご用心!?
「――田中さん」

「ひぃぃいっ!
あ、ごめんなさい・・・」


突然グッと詰め寄ってきた彼に、思わず一歩後ずさる。


「あ、いえ!俺のほうこそ。ビックリさせるつもりはー」


そう言って俯きクシャっと頭を掻く彼。

そりゃ、ビックリ、パニックにもなるわよ。

こんなイケメンが・・・営業部一、いや!会社の中でもベスト5!
なんて、言われてる人から言われちゃー当然、パニックにもなる。

もし同じ部所の後輩だったら、発狂して鼻血でも出しちゃって倒れちゃうかもしれない。


「・・・あの、田中さん。俺と付き合う事ー」

「ごめんなさいっ」


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