年下男子にご用心!?
「俺、入社式で田中さんに一目惚れだったんです・・・」
「ぅ、私に・・・?」
「・・・・はい」
さっきの激憤はどこへやら・・ジッと何かを求めてくるように見つめられて、心臓がちょっと跳ねる。
「部所は違うし大きな接点も無かったけど、見かけたらいつも見てました。
廊下ですれ違ったり、用事で企画部に行っても田中さんは必ずあいさつしてくれて・・・」
社会人としてあいさつするのは当然だ。
それは、好き嫌い関係なく。
そんな中で、彼の私に対する気持ちが伝わってくる。
「田中さん・・・」
――心が、嬉しいよ。って言っている。
「好きです」
「ごめんなさい」
でも、半分だけ。
「ぅ、私に・・・?」
「・・・・はい」
さっきの激憤はどこへやら・・ジッと何かを求めてくるように見つめられて、心臓がちょっと跳ねる。
「部所は違うし大きな接点も無かったけど、見かけたらいつも見てました。
廊下ですれ違ったり、用事で企画部に行っても田中さんは必ずあいさつしてくれて・・・」
社会人としてあいさつするのは当然だ。
それは、好き嫌い関係なく。
そんな中で、彼の私に対する気持ちが伝わってくる。
「田中さん・・・」
――心が、嬉しいよ。って言っている。
「好きです」
「ごめんなさい」
でも、半分だけ。