年下男子にご用心!?
「もう少ししたら、新しい企画を立ち上げる予定でね。
人が必要になりそうだし森君の推薦もあって、金曜日彼に話して来てもらう事にしたんだ」

「そうですか。チーフの推薦で・・・」


そんなっ!
って事はよ?人事が決定したその日に、私に告白してきたって事じゃないの!!!!!!

一体全体、何考えてるの?あの人!


「それで、翠君」

「はいっ、何でしょう」

「大まかな業務内容など、元村君に教えてやってくれ」

「えっ・・・」

「君、教えるの上手いから・・・頼んだよ?」


ぶっ、部長・・・褒めてくれるのは嬉しいですが・・・。

ニコッと微笑んで、もうデスクに顔を向けた部長に、反論などできる訳がなかった。


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