どうして好きになってしまったんだろう。


当日。
お母さんには、麻友の家に泊まると適当なウソをいい、家を大急ぎで出た。


待ち合わせ10分前。なんとかギリギリ間に合った。天佑の姿を探しウロチョロしながら歩いていると、たくさんの女子に囲まれている天佑を見つけた。
やっぱり、天佑ってモテるんだ!私ってラッキー!なんて思っていると天佑は私を見つけたらしく、

「おーい!雪!コッチコッチ!はやく来いよー!」

超でかい声で呼んでるからたくさんの人が天佑を見ていた。だから、私は恥ずかしくなって、他人のふりをして逆方向に歩いた。


すると、天佑はダッシュで私の腕を掴み、私をグイグイと引っ張って電車に乗せた。
乗ったあと、私は天佑に怒られた……。あの時は、けっこう怖かったな(笑)


私は、電車がどこに行ってるのかわからず、焦っていた。
そんな私を見て、天佑は私が知らない小さな町の名前を言った。

まあ、知らなくてもいいや!(笑)そんなことを思っているうちに私は眠っていたらしい。でも、とってもいい夢を見ていた。
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop