俺様アイドルの甘いキス
私は近くの机にカバンを置き、窓側へ行く。
ふと、窓からグラウンドを見ると、相変わらず女子達にキャーキャー言われてる人気者がいた。
「緑川くーーん!!がんばってーーー////」
緑川………応援されて顔赤くなってるし……。
む……なんか気に入らないな……。
「……緑川だって、どうせ可愛い娘が好きなんだろうさ…。」
私はフンッと視線をかえた。
「……誰の話だよ?」
後ろからいきなり低い声が聞こえた。