俺様アイドルの甘いキス




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「はぁっはぁっはぁっ…!」




放課後、私は廊下を走っていた。




向かう先は、視聴覚室。




「はぁっ…もっと早く気付けば良かった……!」




ケータイをカバンの中に入れっぱだったため、青葉くんの呼び出しメールに気付かなかったのだ。




「は、早くしないとっ…遅れちゃう!」




遅れたら、青葉くんのおしおきが待っている。




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