俺様アイドルの甘いキス
…でも、青葉くんに知り合いだってこと話すなって言われてるし…
「…どっちにしろ無理か………」
はぁ…と大きな溜め息をつく。
「ねえねえ、眉村」
ツンツンっと近くの同じクラスの男子に話しかける。
「ん?なにーどうした?」
「ここの色、なにがイイと想う?」
そう私が尋ねると、なぜか目を見開き…
「赤城からオレに話しかけてくるなんて珍しいのな」
「えっ!?そ、そう?」
「ああ。だっていっつも緑川とベッタリしてるだろ?」
「べっ…べったりしてないよ!!」