俺様アイドルの甘いキス




靴を履き替え、外へとでる。




うわー…結構暗いなぁ…




「結構暗いな…」




緑川も私の考えと同じ事を言う。




「俺、送るよ」




そう言って、私を見る。




「えっ!でも悪いよ!」




緑川、ただでさえ部活と準備の両立で疲れてるのに…!!




「俺は全然平気だから。…送らせて?」




整った顔を緩み、手に持っていた私の画材をひょいと持つ。




「あっ!ちょっと待ってよー!」




その画材結構重いのに!





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