俺様アイドルの甘いキス
つながった気持ち
「…そうなんだ………」
青葉くんの言葉を聞いて、私は自然と笑顔になった。
「俺が婚約しなくて安心したか?」
いじわるに微笑みながら、青葉くんは綺麗な瞳を私に向ける。
「ぅえっ!!?そ、そんなこと……」
心を簡単に読まれ、明らかに動揺してしまう。
「……安心しろ」
いじわるな顔から急に優しい顔になる。
「……………え?」
青葉くんはテーブルにおいてあった私の手に、自身の手をそっとのせる。
男らしい大きな手にドクンッと胸が鳴る。