俺様アイドルの甘いキス
「……………………………………!?」
思いもよらない言葉に、私は唖然とした。
「いっ…いまっ……えっ!!?…」
驚きと動揺と不意打ちに、頭が真っ白になった。
そしてボッと一気に顔が熱くなる。
「………ぅっ…うそーー!?」
「うそじゃねぇよ」
青葉くんが熱い視線で私を見つめる。
「でっ…でもっ…青葉くんが…………………………私を……?」
夢みたいで信じられない……
「…お前動揺しすぎ」
フッと綺麗に整った端正な顔を緩める。
「…だっ……だって………/////」
私はドキドキと鳴り続ける胸を押さえながら、深呼吸する。