俺様アイドルの甘いキス
******
レストランを後にし、青葉くんは私を車へうながす。
高級そうな車へ再び乗り込み、必然的に青葉くんと隣になる。
「…今日は、本当にありがとう」
さっきのキスが忘れられず、熱くなる顔を下へ向けながら呟く。
「別に礼はいらねえよ。逆につき合わせて悪かったな」
優しい声色でそう囁き、私の手にその大きな手を重ねる。
な、なんで…こんなに優しいんだろ////
ドキドキと速まる鼓動…