俺様アイドルの甘いキス




「……ただ赤城がアイツと付き合って少しでも辛そうにしてたら……」




「……?」




「俺は譲らないからな」




そういい残して、緑川は屋上を出て行った。




「………緑川………」




私はしばらく、屋上で立ち尽くしていた。




なぜなら……




付き合っていると告げたときの………緑川の切なそうな顔が頭から離れなかったから。




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