俺様アイドルの甘いキス





「赤城もこれからどこか行くのか?」




満面の爽やかな笑顔で、真っ直ぐ私の前まで来てくれる緑川。




近くで見ると、ますます私服姿が輝いて見える。




周りの女性達の羨ましげな視線もなんだか感じる気がする…




「うん、今日はカバン買いに行こうと思って。緑川は部活ないの?」




「ああ。今日本当はあったんだけど、急に休みになったんだ。それで野郎達と遊びに」




「そうなんだ!いいね!」




電車を待ちつつ、緑川と並んで話す。




< 403 / 500 >

この作品をシェア

pagetop