俺様アイドルの甘いキス
「赤城も街に行くのか?」
「うん、私も街」
「ちょうどいいな。なら途中まで一緒に行かないか?」
「…うん!いいね!一緒に行こう」
緑川…昨日の青葉くんの事、全然聞いてこないな…
気使ってくれてるのかな…?
緑川のこういうとこ、やっぱりすごい。
「…なんかもし嫌な事とか不安な事があったら、俺に言って」
緑川の言葉に、私は目を見開く。
「力になるから」
真っ直ぐに私を見つめ、そう告げる。