俺様アイドルの甘いキス





「私…青葉くんが、理由もなく別れるとは思えないの…」




ぎゅっと自分の服を握り締め、緑川にそう伝える。




「…もし本当にそう思って言ったとしても、私まだ諦めきれない…」




そう思うくらい、もうこんなにも青葉くんを好きになってしまった…




もう完全に諦めがつくまで、まだ好きでいたい。




不思議とそう心に誓っていた。




< 427 / 500 >

この作品をシェア

pagetop