俺様アイドルの甘いキス
そんな話を聞いているうちに、玄関へ入っていた。
って…ここ玄関!!!?
明らかうちのリビングよりもでかい…
「せっかくなので、私の部屋にお茶用意してます!たぶん…周りには聞かれちゃいけない話だと思うので…」
意味深な言葉を口にし、アリスちゃんは相変わらずの可愛い笑顔で見つめる。
「……うん…」
本当にお城みたいな階段を登り、何十個あるのか数えたくなるくらいの部屋数を眺め、一際目立つ、女の子らしい扉の前につく。
「ここが私の部屋です」
そうして中へ通される。