俺様アイドルの甘いキス
ぱくんっと一口たべる。
「んーーー♩うまーーー!!!」
顔がゆるゆるになり、思わず大きな声ではしゃいでしまった。
そんな様子を、アリスちゃんは嬉しそうに見つめる。
「……青葉先輩の気持ち…分かるかも…」
ボソリと優しそうにつぶやくアリスちゃん。
「ん?何が?」
「いえ、こっちの話です!」
アリスちゃんは何かを吹っ切ったような顔を見せる。
それからアリスちゃんに勧められ、ケーキを数個平らげた。