俺様アイドルの甘いキス
何の騒ぎなのかと、近づいて来たらしく、青葉くんのお父さんは呆れた顔で近づいて来た。
そして、私の顔を見るなり、
ひどく驚いた顔をする。
「君は……もしかして…」
「申し訳ありません会長!関係のない少女が会社に無理やり入ろうとしていたみたいで…」
「今すぐ外へ出します!」
警備の1人がそう伝え、再び私を無理くり外へ連れ出そうとする。
「だから、待ちなさいと言っているでしょう。その子を離しなさい」
えっ…!
その言葉に警備の人達も驚く、
「その子は、私の客人だ。離しなさい」
出来る男オーラ満載の青葉くんのお父さんは、私の腕をそっと掴む。