俺様アイドルの甘いキス
「少し話が長くなるけどいいかな?…と、ここのソファーに座って。今お茶用意してもらうから」
にこにこと優しく私を
ソファーへと座らせる。
「は、はいっ!失礼します…」
少しして秘書らしき男性が、
青葉くんのお父さんと私の前に
紅茶を置く。
紅茶…アリスちゃん家でも…
デジャヴだな……
「さて、まずは君がここに来た理由を教えてくれないかな?」
紅茶を一口飲み、青葉くんのお父さんは、少し真剣な表情で尋ねる。