俺様アイドルの甘いキス





私の話を聞き、青葉くんのお父さんは
しばらく考えるようにして、
口を開いた。




「……流司の言っていた通りだ…」




ポツリとそう言うと、青葉くんのお父さんはニコリと笑った。




「君は…そんなにも流司を想ってくれているんだな…」




嬉しそうにそう言い、
青葉くんのお父さんは、
話出した…




「今日、私が君を知っていて驚いただろう?」




「…はい。まさか青葉くんのお父さんが私を知ってるなんてびっくりしました…」



しかも中まで通してくれたのも…




「…そのアリスさんにも聞いたと思うけど、うちの会社に写真が数枚送られて来てね…」



「まず驚いた事が…」



「スキャンダルなんて一切とられた事ない流司が、そんな写真を撮られたというのが珍しくて…」



「我が息子ながら、アイツはいつも完璧主義で、今まで会社の影響のためにと、悪い噂を一切立てないようにしてきてたんだよ…」



青葉くんのお父さんは、
感慨深そうにゆっくり話す。




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