俺様アイドルの甘いキス
「そして、流司と君が浮気じゃないことも、すべて誤解を解こう」
「本当に…本当にありがとうございます!」
私はボロボロと涙を流しながら、
青葉くんのお父さんにお辞儀する。
「今日はもう遅い。ここまでわざわざ来てくれてありがとう。」
青葉くんのお父さんは、優しくほお緩ませ、穏やかに話す。
「またぜひ、ゆっくり馴れ初めを聞かせて欲しいな。今度は妻も一緒に」
「…はい!ぜひ!お願いします…」
そうして私は青葉くんのお父さんと
別れ、高級ビルを出た。