俺様アイドルの甘いキス




「な…何言って!う…嘘なんかついてないよ!!」




私は、緑川を見つめながら答える。




まあ…本当は嘘なんだけど……。




緑川はしばらく私を見つめ、フイッと顔を逸らした。




「まあ…嘘じゃないならいいんだけどさ。」




緑川は私の頭をポンポンと撫でた。




「呼び止めて悪かったな。」




緑川はそう言って、1階へ降りていった。




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