俺様アイドルの甘いキス





リップ音が静かな視聴覚室に響く。




熱い舌が私の口内へ入ってくる。
そのキスの上手さに、私は立っていられなくなっていた。




ガクンッと力が抜けた途端に、
青葉くんが私を支える。




「この程度で腰抜かしてたら、この先
もっと耐えられねーよ?」




耳に吐息交じりで囁かれ、私は
もう何が何だかわからないくらい
とろけそうだった。




青葉くんの甘いキスは、
いつだって私を翻弄する…




「これ以上があったら…わたし…もう………死んじゃう……///////」




青葉くんに支えてもらいながら、
ズルズル落ちて床に座る。




< 497 / 500 >

この作品をシェア

pagetop