俺様アイドルの甘いキス
「おーい!そこのいい雰囲気のお二人さーん!!私、こっちだからまた明日学校でねー★」
里沙子は私達に向けて、手をぶんぶん振る。
って!!いい雰囲気は余計だっつの!!
「うんっ、また明日ね~!」
私も、手を振って答える。
里沙子は、ごゆっくりーと笑顔でいいながら、角を曲がっていく。
「…………。」
里沙子が余計なことを言ったせいで、私と緑川の間にビミョーな空気が流れた。
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