俺様アイドルの甘いキス
大切な友だち




******




放課後になり、私は視聴覚室へ向かう。




コンコン




「し、失礼します……。」




控えめにノックをしてからドアを開ける。




薄暗い夕闇の中、窓によしかかっている人影に近づく。




「……遅かったな。」



ダルそうな顔をしながら、私の方へ顔を向ける。





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