大嫌いになりたかった



わたしは無我夢中で家まで走った



今までわたしは自分から逃げつづけきた


告白してフラれて
また傷つくのが怖くて


いつか忘れられるなんて
甘い考えをしていた


自分の気持ちを隠し続けて
気づかないフリをして




嫌いなんて言い続けた



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