大嫌いになりたかった



「!?」



「よぉ、お前帰ってくんの遅ぇよ」



当たり前のように大翔がわたしの部屋にいた




「お前、宮田とつき合うの?」


「えっ…?」


「さっき部屋から見えた
送ってもらってただろ?」




「うん…

だから明日から朝、宮田くんと行くから」



「だよ…な

じゃあ俺帰るわ」



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