大嫌いになりたかった



救護室を出てから宮田くんは
様子がおかしかった



ずっと無言で…

でもなにか言いたそうで……





「あの‥宮田くん
なにか言いたいことでもあるの?」

わたしは思わず、そう聞いた



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