太陽が2つあればいいのに
タイトル未編集
ミーンミンミンミーン
きらきらと
光る太陽を背にして
今日も暑い中学校へ向かっている私。
『あつーぃ!!』
私は
高校2年生の田中 珠樹 です。
今日も暑い中
通学路の坂道を登ってます。
チリンチリーン!
『おーぃ。珠樹おはよぅ。』
『ぁ!!優先パイ♪おはよぅ。』
この自転車に乗っているイケメンは
柴野 優先輩。
私の自慢の彼氏です!!
半年くらい前に
私から告白をしたらOKをもらいました。
『珠樹。もぅ坂だから後ろのれば?』
『ぇ。乗りたい!』
やったー。
優先パイの背中だー。
温かい。
『よし。行くぞ。しっかりつかまれよな。』
『うん!!』
キュッ。
(ペダルを押す音)
『きゃー。速い!速い!』
『あはは!』
ー…。優先パイの自転車に乗ったおかげでいつもより速く学校につきました。
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