冗談ばかりの彼氏さま
すると、なぜか椋也は頬をピンクにして一瞬、目を逸らした。
でも、すぐに
あたしの方を向いて笑顔を
見せた。
「好きだよ、結真」
そう言って
また君はキスをした。
椋也の優しいキスに
あたしは
抵抗すらできなかった。
逆に……
それを受け入れて
目を閉じた。
ここから、始まったのだ。
あたし達の恋は――――。
こんな人、
誰が好きになるか!
……って思ってた
でも確実に
あたしは君に惹かれていたの
たとえ
君が遊びだったとしても