冗談ばかりの彼氏さま




すると、なぜか椋也は頬をピンクにして一瞬、目を逸らした。



でも、すぐに
あたしの方を向いて笑顔を
見せた。




「好きだよ、結真」



そう言って
また君はキスをした。






椋也の優しいキスに
あたしは
抵抗すらできなかった。


逆に……
それを受け入れて



目を閉じた。





ここから、始まったのだ。


あたし達の恋は――――。



こんな人、
誰が好きになるか!


……って思ってた




でも確実に
あたしは君に惹かれていたの




たとえ
君が遊びだったとしても





< 6 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop