キミイズム
HRも終わり、一限目になり、教科書も持ってきていなかった僕は手持ちぶざたにしていると隣の彼女が教科書を見せてくれると言った。
しばらくして目が悪い僕には国語教師の書いた黒板の文字が読めないことに気づく。
「ごめん、あれ何て書いてあるのかわかる?」
「あれか?はい、写していいよ。」
「……」
「なんだ?読めないか?」
ノートを凝視したままなにも言わない僕を不振に思ったのか聞いてくる彼女。
「いや…字、綺麗だね。」
「………は」
「いや、森元さんすごく字、綺麗!!見せてくれてありがとう!!」
「………」
驚いたのか彼女は
しばらくして目が悪い僕には国語教師の書いた黒板の文字が読めないことに気づく。
「ごめん、あれ何て書いてあるのかわかる?」
「あれか?はい、写していいよ。」
「……」
「なんだ?読めないか?」
ノートを凝視したままなにも言わない僕を不振に思ったのか聞いてくる彼女。
「いや…字、綺麗だね。」
「………は」
「いや、森元さんすごく字、綺麗!!見せてくれてありがとう!!」
「………」
驚いたのか彼女は