独眼竜のあなたへ。

私が質問をすると、
フッと笑ってこういった。

「ほう、もう噂は耳に届いているのか・・・ならば話は早い。」



「はい??どういうことでしょうか?」


「今宵、正宗と宴をする。その時に、お前も呼ぶそこで詳しく話そう。」


宴なんかにわたしを?
どういうことだろう・・・
でも、何かあるらしい。
素直にききましょ。


わたしも、その伊達正宗様というお方をみてみたかったというのもある

「わかりました。」


「わかってくれたか。ならば宴までゆっくりするといい。部屋は用意してある」


そういわれると

「承知いたしました。ではのちほど・・・」


と私はいい、部屋を後にした
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