独眼竜のあなたへ。
正宗目線。
あの美女にあってから、そのあと小十郎にあった。
「まったく、待ち合わせ場所を決めてたからいいものを・・」
「すみません。珍しいものを見ていたら、正宗様がいなくなっていたので。」
いい年して迷子とは、
もうわかった。といい城に向かって歩いていると、
小十郎がいった
「正宗様・・・なにかいいことでもありましたか??」
いきなりこんなしつもんをしてきた。
その時おれはあの少女のことを考えていた。
なんたって、あの顔だ。
あんなに美しい顔を忘れる方がおかしいだろう。
今までいろんな姫にあったがどんな姫よりも美しい。
もういっかい会いたい。
そんな思いが俺の中で湧き上がってきた。
でも驚いたのが姫ではないということだ。
しかも農民の娘とは・・・
そんなことを思っているときに
小十郎に声をかけられた。
俺は感情をあまり出さないが、なぜか小十郎には分かってしまう。
「まあな、少しいいことがあった。」
すると、ふふっ笑うと
「私も、正宗さまのいいこと、というものに会いたかったですね」
「ああ、きてよかった。だがまた会えるきがする」
「あえる、とは、女性ですか?初めてですね正宗様が女性に興味を示すとは・・」
「ああ、初めてだ。でも結婚してるかもなあんなに美しいのならば。」
「ますます私もあってみたいです。」
「またあえるさ。さぁ急ごうか」
そういうと城に向かった。
まさかまた会える、がこんなにはやいとは
このとき俺は思いもしなかっただろう。