独眼竜のあなたへ。
※ここからは、しばらく美輝目線でいきます
「・・・・・」
相手のお侍さまが黙る。あたしなんか言ったっけ??
いやいや、農民ということしかいってないし・・
すると、
「・・そうか。では、ききたいことがある。この辺に八百屋はないか??」
冷静取り戻したお侍さん八百屋はどこかきいてきた。
「八百屋なら、そこの角を曲がってまっすぐ行けば八百屋です」
こう私が答えると
「わかった。ありがとう、ならば失礼する。」
お侍さんはクールな顔を少し緩めると
私にお礼をいった。
見た感じ凄く身分が高いのに農民の私なんかに・・・
「いええっ!こちらこそすみませんでした!!」
「気しなくていい。じゃじゃ馬もかわいいぐらいだ。お前とは・・また会う気がする。」
カアアアアアッ!!!
顔が赤くなるのがわかる。かわいいなんて・・・
こんな美青年の人にいわれるともっとはずかしい!!
「えっ?はっはい!!また会うとよいでございますね?」
何が何だかわからなくて、疑問形でこたえてしまうと、
「ふっ。なら達者でな」
また、ほほ笑むと八百屋へとむかった。
思うけど、なんで八百屋なんだろう・・
まぁいいやっ
また、あいそうな気がするし・・
そう思うと私は信長さまのもとへ向かった