ありがとう ~ずっと。ずっと。いつまでも。~
第一章
あの子は私の幼なじみ 未織side
「未織先輩。好きです!付き合ってください!」
顔を真っ赤にして私に告白してきた男の子。
たしか・・・。 1ーCの・・・鉢野君だっけ・・・?
「俺、入学式のときに未織先輩に一目ぼれしたんです」
はぁ。またこのパターンか。
「入学式で一目ぼれしました」 っていう告白、今月はこれで5人目だと思う。
「ごめんね?私、好きな人がいるから」
少し微笑んで言う。
「そう・・・ですか」
さっきまで真っ赤だった顔がどんどん曇っていく。
「でも、好きになってくれてありがとう」
すると、男の子の顔はまた顔を真っ赤にした。
「じゃ、戻るね。ばいばい」
そういって中庭をあとにした。
中庭で告白するとOKしてくれる。
という噂があるから、あの子は中庭を選んだろう。
でも、その噂嘘だったね。
「おっかえり~。で、どうだったの?」
と言ったのは羽淵 奈々穂。
奈々穂は私の親友。誰よりも私のことを分かっている。
「どうだったって・・・」
「OKしたの?」
「なわけないでしょ。断ったよ」
真顔で言った。
「えぇ!可哀想に・・・。鉢野裕也くんイケメンだよ?どうして断ったのぉ?」
と教室中に聞こえるくらい大きな声で言った。
数秒後、女子たちが私を取り囲む。
「ちょっとぉ!どうして断ったのよ!」
「可哀想・・・。鉢野くんの告白を断るなんて・・・」
「未織ちゃん、どうして?」
「可愛いと特だね~。鉢野君に告白してもらえるとか、マジでうらやましいし!」
と、質問や嫉妬?らしきものなど、色々な声が聞こえた。
顔を真っ赤にして私に告白してきた男の子。
たしか・・・。 1ーCの・・・鉢野君だっけ・・・?
「俺、入学式のときに未織先輩に一目ぼれしたんです」
はぁ。またこのパターンか。
「入学式で一目ぼれしました」 っていう告白、今月はこれで5人目だと思う。
「ごめんね?私、好きな人がいるから」
少し微笑んで言う。
「そう・・・ですか」
さっきまで真っ赤だった顔がどんどん曇っていく。
「でも、好きになってくれてありがとう」
すると、男の子の顔はまた顔を真っ赤にした。
「じゃ、戻るね。ばいばい」
そういって中庭をあとにした。
中庭で告白するとOKしてくれる。
という噂があるから、あの子は中庭を選んだろう。
でも、その噂嘘だったね。
「おっかえり~。で、どうだったの?」
と言ったのは羽淵 奈々穂。
奈々穂は私の親友。誰よりも私のことを分かっている。
「どうだったって・・・」
「OKしたの?」
「なわけないでしょ。断ったよ」
真顔で言った。
「えぇ!可哀想に・・・。鉢野裕也くんイケメンだよ?どうして断ったのぉ?」
と教室中に聞こえるくらい大きな声で言った。
数秒後、女子たちが私を取り囲む。
「ちょっとぉ!どうして断ったのよ!」
「可哀想・・・。鉢野くんの告白を断るなんて・・・」
「未織ちゃん、どうして?」
「可愛いと特だね~。鉢野君に告白してもらえるとか、マジでうらやましいし!」
と、質問や嫉妬?らしきものなど、色々な声が聞こえた。