ありがとう ~ずっと。ずっと。いつまでも。~
いつもと同じなのに・・・。
何かが違う。
教室を見渡してみると、一番後ろの窓側の席にいるはずの人がいないことに気が付いた。
また、第二音楽室の準備室でサボってるんだね・・・。
いつもそこでサボってるから。
___________________________________
長かった1時限目が終わり、準備室に行くと、彼は床で寝ていた。
「結斗!起きてぇ!そんなとこで寝てたら風邪引くよっ。」
「ん~?みおりたぁん?なあぁにぃ・・・?」
「なあぁにぃ? じゃないでしょ!寝ぼけてないで、さっさと教室に行くよ」
「えぇぇぇ!やだぁ!ずっとここにいるもん」
あ、結斗は寝起きが悪いんだった!
忘れてた・・・。
思い出した瞬間だった。
結斗が私にギュ~と抱きついてきた。
「ちょっ、ちょっとぉ!結斗、離れてよぉ・・・。」
「ん~・・・。」
良かった。
結斗が寝ぼけてて。
だって、私の真っ赤な顔に気づかないから。
真っ赤な私の顔を見たら誰でもわかっちゃうと思う。
何かが違う。
教室を見渡してみると、一番後ろの窓側の席にいるはずの人がいないことに気が付いた。
また、第二音楽室の準備室でサボってるんだね・・・。
いつもそこでサボってるから。
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長かった1時限目が終わり、準備室に行くと、彼は床で寝ていた。
「結斗!起きてぇ!そんなとこで寝てたら風邪引くよっ。」
「ん~?みおりたぁん?なあぁにぃ・・・?」
「なあぁにぃ? じゃないでしょ!寝ぼけてないで、さっさと教室に行くよ」
「えぇぇぇ!やだぁ!ずっとここにいるもん」
あ、結斗は寝起きが悪いんだった!
忘れてた・・・。
思い出した瞬間だった。
結斗が私にギュ~と抱きついてきた。
「ちょっ、ちょっとぉ!結斗、離れてよぉ・・・。」
「ん~・・・。」
良かった。
結斗が寝ぼけてて。
だって、私の真っ赤な顔に気づかないから。
真っ赤な私の顔を見たら誰でもわかっちゃうと思う。