エゴイストよ、赦せ
料理が出来上がり、テーブルの上に並べると、ローサは大袈裟に喜んだ。
「すごいよ。本格的じゃん!」宝物でも見つけたかのような笑顔だ。
「美味しそうだね」絵莉も期待に満ちた顔をしている。
白身魚のムニエル、ロールキャベツやポテトが入ったスープ。
まあ、頑張った方だとは思うけど、それでもローサの料理には遠くおよばない。
彼女の料理の腕は、かなりのものなんだ。
「うん! 美味しいよ!」ロールキャベツを食べたローサが言う。
「本当かなぁ?」
「お世辞言ったって仕方ないし」
「仕方ないことはないと思う」
モチベーションが違うだろう、と僕は思った。
「これだけ作れるなら、これからも作ってもらおうかなぁ」
「これだけしか作れないかもしれない」
「ポトフは圧力鍋使ったの?」
ローサのその言葉に、これはポトフだったのか、と思う。
言われてみればそうかも。
「すごいよ。本格的じゃん!」宝物でも見つけたかのような笑顔だ。
「美味しそうだね」絵莉も期待に満ちた顔をしている。
白身魚のムニエル、ロールキャベツやポテトが入ったスープ。
まあ、頑張った方だとは思うけど、それでもローサの料理には遠くおよばない。
彼女の料理の腕は、かなりのものなんだ。
「うん! 美味しいよ!」ロールキャベツを食べたローサが言う。
「本当かなぁ?」
「お世辞言ったって仕方ないし」
「仕方ないことはないと思う」
モチベーションが違うだろう、と僕は思った。
「これだけ作れるなら、これからも作ってもらおうかなぁ」
「これだけしか作れないかもしれない」
「ポトフは圧力鍋使ったの?」
ローサのその言葉に、これはポトフだったのか、と思う。
言われてみればそうかも。