お嬢様と執事。~桜の奇跡~









「なっ……!」


『手の甲へのキスは忠誠の証
です

何があっても私が桜様を
お守り致します』


「……!!////」


『桜様、お顔が赤いようですが大丈夫ですか?』



「問題ないわ////」




私はまだ熱い頬を押さえて
彼と――四月一日くんと
家路についた







こうして四月一日くんは私の
執事になった









< 36 / 47 >

この作品をシェア

pagetop