お嬢様と執事。~桜の奇跡~









こうして私は寮の中を
案内してもらう事になった




寮という名前はあるものの


10階まである高級マンション
並みの作りの寮だ




私達はエレベーターに乗り込みラウンジがある1階に降りた






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ラウンジに続くドアを開けると見たことがない男の子が
テーブルに座っていた




誰かを待っているのか
しきりに腕時計を見ていた




彼もここの住人の一人なの
だろう


なんとなくじっと見ていたら
彼と目が合った





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