お嬢様と執事。~桜の奇跡~









『ったく、
お前本当にかわいくねぇな』


「ふん、
別にあなたにかわいいだなんて言われても嬉しくないわ」


『なっ……!』




しばらく睨み合っていた私達の間に割って入ってきたのは




『ヒナ?』



「仲良し、いいね」


『「仲良くない!』」



『真似すんなよ!』


「あなたこそやめ……!?」




言葉をいいかけた私の口の中に白百合さんが何かを入れた




……これは、








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