100%のキセキ
そう思うと馬鹿らしくなってくる。
私が絶対とか100%にこだわってたのも、全部馬鹿らしい。
思いっきり笑ってやりたい。
昔の私に。
修太郎くんの手を握る。
ギュッと握り返される。
これだけで十分。
幸せになれる。
そう思えるよ。
私たちは顔を見合わせた。
なんかおかしくなって笑う。
君は明日、100%私の隣にいる。
強く繋いだ手がそう物語っていた。
-100%のキセキ 終-
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