100%のキセキ





「瑠衣か!分かんなかった」


「すごいでしょ。変装」


「さすが。有名人の瑠衣様は見つかっちゃいけないからね」


「まあね」


そんな話をしていると、病院から看護士が出てくる。


「大変!瑠衣ちゃんと修太郎くんがいない!」


げっ、やば。


「修太郎くん、行こう」


「ああ、急げ!」


私たちは病院を出るまで全速力で走った。





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